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肺動脈血栓症神田医院 診療
病気や疾患「肺動脈血栓症」にかかりやすい傾向や、診断方法、対象となる治療法についてご紹介します。 症状や原因を理解することで、早期発見と適切な治療が可能となります。 当クリニックでは、 肺動脈血栓症の治療に最新の医療技術を用い、患者様一人ひとりに最適なケアを提供いたします。
「肺動脈血栓症」について
肺動脈血栓症(PE)は、肺の血管である肺動脈に血栓(血の塊)が詰まる状態です。通常、下肢の深部静脈から血栓が肺に移動して詰まるため、下肢深部静脈血栓症(DVT)が前兆となることがあります。血栓が肺動脈を塞ぐと、肺への血流が減少し、呼吸困難、胸痛、咳血などの症状が現れます。肺動脈血栓症は迅速な診断と治療が必要で、放置すると生命に危険を及ぼすことがあります。
病気にかかる傾向と注意点
- 肺動脈血栓症の主な症状には、突然の呼吸困難や胸痛があります。胸痛は鋭い痛みで、深呼吸や咳で悪化することがあります。呼吸困難が急に現れた場合は、肺動脈血栓症を疑い、緊急の診察が必要です。
- 血栓によって肺が損傷すると、咳血(血を含む咳)や喘鳴(喘ぎ声)が見られることがあります。これらの症状が現れた場合は、肺動脈血栓症の可能性があり、すぐに医療機関での診察が推奨されます。
- 肺動脈血栓症は、下肢の深部静脈血栓症(DVT)が原因であることが多いです。脚の腫れや痛みがある場合、それが肺動脈血栓症に進展する可能性があります。DVTの症状がある場合は、肺動脈血栓症のリスクを考慮し、適切な検査と治療が必要です。
- 長時間の移動(例:長距離フライト)や大手術後には血栓のリスクが増します。これらの状況では血液が静脈内に滞りやすく、血栓が形成されやすくなります。移動や手術後は、足の運動や適切な予防措置が重要です。
治療・処方箋
- 肺動脈血栓症の診断には、CT肺動脈造影検査が用いられます。この検査で肺動脈内の血栓の位置や大きさを詳細に確認し、診断を行います。CTスキャンで迅速に血栓の有無を確認できます。
- 血液検査では、Dダイマーというマーカーが測定されます。Dダイマーの値が高いと、体内で血栓が形成されている可能性が示唆されます。ただし、Dダイマー検査単独での診断は難しく、CTスキャンなどの追加検査が必要です。
- 肺動脈血栓症の治療には、抗凝固薬(例:ヘパリン、ワルファリン)が使用されます。これにより、血栓の成長を防ぎ、再発を防ぐとともに、新たな血栓の形成を防ぎます。治療は血液検査の結果に基づいて調整されます。
- 重度の肺動脈血栓症の場合、血栓溶解療法が行われることがあります。これは、血栓を溶かすための薬剤(例:tPA)を使用する治療法です。迅速に血栓を溶解することで、肺動脈の血流を回復し、症状の改善を図ります。
「肺動脈血栓症」に関連する病気や疾患
神田医院 院長からの「肺動脈血栓症」について
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里井 重仁
医学博士 神田医院 院長ここで紹介した対処や治療法は、あくまで一般的な例です。
肺動脈血栓症はさまざまな原因によって引き起こされるため、一人ひとり適切な診断と治療が重要です。
肺動脈血栓症と思われる症状が続く場合や心配な点がある場合は、早期にご相談ください。
当院では神田、秋葉原、日本橋エリアの患者様をはじめとして肺動脈血栓症の専門的な診断・治療を行っています。
肺動脈血栓症の診断受付・予約
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