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自閉スペクトラム症神田医院 診療
病気や疾患「自閉スペクトラム症」にかかりやすい傾向や、診断方法、対象となる治療法についてご紹介します。 症状や原因を理解することで、早期発見と適切な治療が可能となります。 当クリニックでは、 自閉スペクトラム症の治療に最新の医療技術を用い、患者様一人ひとりに最適なケアを提供いたします。
「自閉スペクトラム症」について
自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder: ASD)は、社会的なコミュニケーションや相互作用の困難、限定された行動パターン、興味や活動の範囲が狭いことが特徴の神経発達障害です。ASDは、幼児期に発症し、症状の重症度や表れ方には個人差があります。典型的な症状には、他者との関係の構築が難しい、言語の発達の遅れ、反復的な行動やこだわりが見られることがあります。ASDの原因は遺伝的要因と環境要因が複雑に関与していると考えられています。
病気にかかる傾向と注意点
- ASDの人は、言語や非言語的なコミュニケーションに困難を感じることがあります。言葉の発達が遅れる、言葉の使い方が異なる、感情や意図を表現するのが難しいことがあります。このため、対人関係の構築が難しくなることがあります。
- 他者との関係を築くのが難しく、社会的な状況を理解するのが困難なことがあります。例えば、社会的なルールやマナーの理解が難しい、共感や感情の読み取りが難しいことがしばしば見られます。
- ASDの患者は、特定の興味や行動に固執し、同じ行動を繰り返すことがあります。これには、特定の物事に過剰にこだわる、同じルーチンを繰り返す、特定の手順に強い執着を示すなどが含まれます。
- ASDは、早期に診断し、適切な支援を受けることで、症状の軽減と生活の質の向上が可能です。発達が早期にサポートされることで、コミュニケーション能力や社会的スキルの向上が期待できます。症状の進行を防ぐためにも、早期の専門的な支援が推奨されます。
治療・処方箋
- 行動療法は、ASDの治療において重要な方法です。特に応用行動分析(ABA)が用いられ、具体的な行動の改善や社会的スキルの習得を目指します。個別のニーズに応じて、行動の強化や修正を行い、日常生活の向上を図ります。
- 言語療法は、言語能力の発達を促進するために重要です。言葉の理解や発話の練習、コミュニケーションのスキル向上を支援します。また、非言語的なコミュニケーション(例:ジェスチャーや表情)の改善にも役立ちます。
- 作業療法は、日常生活の活動を自立して行うための支援を提供します。感覚統合療法を含む作業療法により、感覚処理の改善や日常生活のスキル(例:衣服の着脱、食事の準備)の習得をサポートします。
- 家族への支援と教育も重要です。家族がASDについて理解し、適切な対応方法や支援技術を学ぶことで、家庭内でのサポートが向上します。また、家族のストレス軽減やコミュニケーションの改善も、療法の一環として提供されることがあります。
「自閉スペクトラム症」に関連する病気や疾患
神田医院 院長からの「自閉スペクトラム症」について
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里井 重仁
医学博士 神田医院 院長ここで紹介した対処や治療法は、あくまで一般的な例です。
自閉スペクトラム症はさまざまな原因によって引き起こされるため、一人ひとり適切な診断と治療が重要です。
自閉スペクトラム症と思われる症状が続く場合や心配な点がある場合は、早期にご相談ください。
当院では神田、秋葉原、日本橋エリアの患者様をはじめとして自閉スペクトラム症の専門的な診断・治療を行っています。
自閉スペクトラム症の診断受付・予約
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